1973年の第一次オイルショックの物価高騰を契機に、以降50年にわたりコストダウンを追求し直接貿易での仕入にこだわった輸入靴卸売問屋である当社がスタートした本革シューズブランド。
世界の靴工場の中から選りすぐった東南アジア提携工場により生産し、工場との直接取引により中間マージンを全て排し、高いコストパフォーマンスを実現した。
伝統的英国靴を想起させるスタンダードなラストと銀面付き本革使用にこだわっている。
高品質(通気性、屈曲性、耐久性、防滑性、上質感)を追求し、財団法人ボーケン品質評価機構により大手小売チェーンからも求められない水準での検査を納入後の製品で実施して素材、性能を正確に確認し保証している。
本物の革の性質を楽しめるよう、アッパーには革の表層「銀面」を残した柔らかな「銀付き革」を採用し、蒸れない通気性、初めて歩く段階でも快適なフィット感抜群の屈曲性、牛革本来の耐久性とナチュラルな風合いを実現。
高級靴では定番の素材である銀付き革の持つ上質感は装いをランクアップしてくれる。
近年では銀面を削った後の床革に合成樹脂を塗布した合成皮革と見分けがつかない仕上がりの天然皮革が多く採用されているが、それらとは志向するところが全く異なり、自然な皺が入り靴クリームの馴染みも良く、本革の味わいを育てることができる本格的な革靴に仕上げている。
履き心地を求めてライニンング(内側)とインソール(中敷)にも本革を使用。本革は通気性が良く、内側にもこだわり抜群の吸湿性と放湿性を確保。靴内での足当たりが優しく、また蒸れを緩和し、「革は呼吸をする」という、皮革自体が本来持つ機能・特長を最大限に活かすことを追及。
ラバーソールに自社で独自に配合したTPR(サーモプラスティックラバー)を使用。TPRの素材特性に加え「走れるビジネスシューズ」を追求した配合により屈曲性に優れソールの返りが良く、雨の日や濡れた路面でも粘るようなグリップ力で防滑性に優れている。
また、ヒール部分との一体成型構造により高い耐久性を実現している。